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WSL 2のUbuntuでsystemdを使用する方法:詳細な解説

WSL 2にアップデートしていない場合は下記のリンクより記事を参照してください。

WSLはWindows上でLinuxを使用できる環境ですが、
デフォルトではinitのプロセスがPID 1で実行されていないため、
systemdなどのサービスを使用することができません。

WSL 2のLinuxでsystemdを使用するためにはgenieと呼ばれるコンテナ内で実行できるため、
今回はWSL 2のUbuntu(Linux)にgenieを導入する方法を紹介します。

  • sudoコマンドを使用する際にユーザーのパスワードを求められる場合がありますが、
    パスワードを入力しても文字が出てこないのは仕様なのでそのまま入力してください。
  • インストールの途中で確認のプロンプトが出る場合がございますが「y」を入力して続行してください。
目次

必要パッケージのインストール

.NetのランタイムやSDKのリポジトリをインストールします。

wget https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/20.04/packages-microsoft-prod.deb -O packages-microsoft-prod.deb
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
rm packages-microsoft-prod.deb

パッケージの一覧を更新します。
こちらを実行しないとパッケージのインストールに失敗する場合があります。

sudo apt update

必要パッケージをインストールします。

sudo apt install dotnet-runtime-5.0 lsb-release

リポジトリの追加

下記のコマンドをrootユーザーで実行します。

wget -O /etc/apt/trusted.gpg.d/wsl-transdebian.gpg https://arkane-systems.github.io/wsl-transdebian/apt/wsl-transdebian.gpg

chmod a+r /etc/apt/trusted.gpg.d/wsl-transdebian.gpg

cat << EOF > /etc/apt/sources.list.d/wsl-transdebian.list
deb https://arkane-systems.github.io/wsl-transdebian/apt/ $(lsb_release -cs) main
deb-src https://arkane-systems.github.io/wsl-transdebian/apt/ $(lsb_release -cs) main
EOF

apt update

パッケージのインストール

genieパッケージをインストールします。

sudo apt install systemd-genie

genieの実行

genieコマンドを実行してsystemdのコンテナを起動します。

genie -s
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