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AlmaLinuxの日本語化の方法:手順を解説

CentOSのサポートが終了しCentOS Streamかその他の互換OSである、
AlmaLinuxやRockyLinuxや国産のMIRACLE LINUXなどに乗り換える必要がありました。

その中でAlmaLinuxはCentOSからの移行はスクリプトで完結するため、
移行のしやすさやCloudLinux Inc.がプロジェクトを支援しているなどと人気があるOSです。


AlmaLinuxは初期状態では日本語化されていないので、
今回はAlmaLinuxの日本語化の手順を紹介いたします。

  • こちらの手順はAlmaLinux 9で検証済みです。
  • 日本語関連パッケージのインストールにはインターネット接続が必要です。
  • rootユーザかwheelグループに所属しているユーザーで実行してください。
目次

日本語関連パッケージのインストール

日本語関連のパッケージをインストールします。

sudo dnf install langpacks-ja
  • sudoコマンドを使用する際にユーザーのパスワードを求められる場合がありますが、
    パスワードを入力しても文字が出てこないのは仕様なのでそのまま入力してください。
  • インストールの途中で確認のプロンプトが出る場合がございますが「y」を入力して続行してください。

日本語化の設定

システムのロケールを日本語(ja_JP.utf-8)に設定します。

sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.utf-8

システムのロケールを英語(C)に戻したい場合はこのように設定します。

sudo localectl set-locale LANG=C
  • ユーザーごとにロケールを設定したい場合や一時的に別のロケールを設定したい場合は、
    exportコマンドを使用して環境変数(LANG)を設定してください。
    (例)日本語の場合:export LANG=ja_JP.utf-8

タイムゾーンの設定

デフォルトだとタイムゾーンがUTC(Etc/UTC)になっているので日本(東京)に変更します。

sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
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